時代祭の行列の紹介

京都の時代祭では、さまざまな歴史上の登場人物を間近で見ることが可能なのです。
当然、本物ではなく、忠実に再現された衣装を身にまとった人々ですが、装備等も忠実に作られているため歴史を感じることができますよ。
時代行列では、明治維新から、延暦時代まで、みなさんがご存知の歴史上有名人に扮した方々を見ることができます。
例えば、明治維新時代の見所は維新勤王隊列です。
京都時代祭の長い行列の先頭は、維新勤王隊列で、鼓笛を鳴らしながら進みます。
時代行列の姿が見える前にも、遠くから、この鼓笛の音が聞こえてくるのも乙なものです。
時代祭を感じさせる京都ならではの音でしょうね。
維新勤王隊列の鼓笛の音が聞こえると「時代祭が始まる」と地元の方々もワクワクするそうです。
鼓笛を演奏しているのは、どれも若い男性だそうで、その腕前も高いと定評がありました。
そして、維新勤王隊列の後に続く、幕末志士列には、桂小五郎らまさに維新の立役者達、それから三條実美等の公卿らも続きます。
この列では坂本龍馬に人気が集まり、写真をとる方も多いようです。
龍馬ファンは、時代行列の先頭から大興奮だと思いますので、シャッターチャンスをお見逃しないように。
そして、江戸時代の行列には徳川城使上洛列があるんだよね。
多くの方がご存知のように、江戸時代に徳川幕府は、それぞれの城使を、ことあるごとに上京させて、朝廷に礼を表していました。
時代行列では、その様子を忠実に再現しています。