時代祭の時代行列

京都のお祭りと言えば、生きた時代絵巻である時代祭。
時代祭の見所は、およそ2000人の行列です。
時代ごとにそれぞれの衣装や小物をまとい、京都の道を練り歩きます。
この時代祭、そもそも、平安神宮の創建や、平安遷都、1100年を奉祝する行事として始まったもので、明治28年にスタートしています。
当時、京都から人口の流出が激しくなり、町の活性化事業として平安神宮の創建が行われました。
そのお祝いの行事として、京都の歴史を1日ですべて表現できる、時代行列が始まったそうです。
時代行列は、明治維新から始まり、平安の時代まで、一通りを生の時代絵巻として見られるため、とても人気のお祭りです。
10月22日に開催される時代祭ですが、この時期、時代行列を目当てに京都旅行をする方も多いです。
歴史人物になりきり行列に参加するのは総勢2000人、それに、牛馬は70頭あまり、行列の長さが2000メートルにもなります。
男性たちの勇ましい姿も見物ですが、女性にぴったりのたちの衣装はまた艶やかです。
出発地点の京都御所では、タイミングにより記念撮影をさせてくれることもあるようでしょう。運よく写真を一緒に撮らせてもらえるかもしれませんね。
その時代の衣装をまとった人々が2キロ近くの行列を作るなんて、歴史好きの方にはたまらないと思います。
時代行列が好きな方は、行列と一緒に歩く人もいるそうです。
歩きながら、いろいろな場所で撮影をする方も多いそうです。お時間がある方は行列の横を一緒に練り歩いてみてはチェックされましたか?